スプラトゥーン3に登場するスピナー系ブキ「ノーチラス」シリーズは、チャージキープという独自の機能を持ち、他のスピナーとは一線を画す立ち回りが可能なことで注目を集めています。「ノーチラス47」と「ノーチラス79」の2種類が存在し、それぞれ異なるサブ・スペシャル構成を持っているため、戦い方や役割にも明確な違いがあります。この記事では、スプラトゥーン ノーチラスの基本性能をはじめ、スプラトゥーン ノーチラス47 立ち回りやギア構成、さらにスプラトゥーン ノーチラス79 立ち回りとギアの選び方についても詳しく解説していきます。これからノーチラスを使い始めたい人や、すでに使っているけれどもっと上手くなりたい人に向けて、実践的な情報をわかりやすくまとめました。ノーチラスを扱う上で必要な知識をしっかり押さえて、バトルで一歩リードできるプレイを目指しましょう。
- ノーチラス47とノーチラス79の性能と違い
- 各ブキに適した立ち回りのコツ
- ノーチラスに最適なギア構成の選び方
- チャージキープやサブ・スペシャルの活用法
スプラトゥーン ノーチラスの基本性能と特徴
- ノーチラス47の特徴と性能を解説
- スプラトゥーン ノーチラス47 立ち回りのコツ
- スプラトゥーン ノーチラス47 ギアの選び方
- ノーチラス79の性能と武器構成とは
- スプラトゥーン ノーチラス79 立ち回りガイド
ノーチラス47の特徴と性能を解説
ノーチラス47は『スプラトゥーン3』に登場する中射程スピナーで、これまでのスピナーとは一線を画す独自の性能を持っています。最も大きな特徴は、スピナー種として初めて「チャージキープ機能」を搭載している点です。チャージキープとは、チャージした状態を維持しながら潜伏や移動ができるシステムで、チャージが完了した後でもタイミングを見計らって攻撃を仕掛けられるようになります。これにより、相手に位置を悟られずに奇襲をしかけることが可能になります。
また、ノーチラス47には射撃中に再チャージができるという特性もあります。これによって、弾切れを起こしにくく、連続した戦闘にも対応しやすくなっています。さらに、ジャンプ中の射撃精度を安定させるスタビライザーが搭載されており、空中でも狙いがブレにくいという点も魅力の一つです。このように、チャージキープ・再チャージ機能・安定した射撃精度といった要素が組み合わさることで、機動力と攻撃性能を両立したブキに仕上がっています。
ただし、使いこなすにはある程度の習熟が必要です。チャージ時間は短めではあるものの、チャージが必要な分だけ即時射撃ができる他のブキに比べると、対応の速さでは劣る場面もあります。また、連射時間が他のスピナーよりもやや短いため、長時間の継続射撃を想定した立ち回りには不向きです。
ノーチラス47は、扱いに慣れれば強力なブキですが、瞬発力や前線維持力に頼らず、冷静に状況を読むプレイヤーにこそ向いている性能です。戦場を見渡し、安全なポジションからチャージを行い、敵の意識が他に向いている瞬間を狙って仕掛けるといった立ち回りが求められます。このように、機動力と奇襲性を活かしたプレイスタイルにマッチしたスピナーが、ノーチラス47なのです。
スプラトゥーン ノーチラス47 立ち回りのコツ
スプラトゥーン ノーチラス47を扱う際の最大のポイントは、チャージキープをいかに効果的に活用するかにあります。ノーチラス47はチャージ後、イカ潜伏をしながら移動できるため、安全な場所でチャージしておき、タイミングを見て前線に現れるような奇襲戦法が有効です。真正面からの撃ち合いに持ち込むよりも、横や背後を突く立ち回りを意識することで、ノーチラスの本領を発揮できます。
もう一つの立ち回りのカギとなるのがサブウェポンである「ポイントセンサー」です。これを使えば、潜伏している敵の位置を明らかにすることができ、先手を取る動きがしやすくなります。例えば、チャージキープで近づいてからの先制攻撃はもちろん、敵の潜伏を事前に把握しておくことで、不意打ちを受けにくくなります。これにより、ノーチラス47の苦手とする接近戦での不意の接触を避けやすくなります。
スペシャルウェポン「アメフラシ」は、塗り性能を補いつつ、敵の行動範囲を制限するのに効果的です。敵が立てこもる高台やエリアに投げ込むことで、強制的に敵を動かし、自チームに有利な状況を作ることができます。このスペシャルを使って敵を引き離しつつ、チャージ済みの状態で前線に切り込む動きは非常に強力です。
ただし、ノーチラス47は一度敵に気づかれてしまうと、チャージの猶予がなくなり撃ち負けるリスクが高まります。そのため、立ち回りとしては前に出過ぎず、味方の位置を確認しながらサポート気味に動くのが理想的です。キルを狙いに行くときは、必ず安全なチャージポジションを確保しておくことが重要です。
総じて言えば、ノーチラス47は敵の裏をかき、かつタイミングを見計らう立ち回りが求められるブキです。マップの地形や敵の動きに注目し、潜伏・奇襲・分断を意識することで、ブキの強みを最大限に活かすことができるでしょう。
スプラトゥーン ノーチラス47 ギアの選び方
スプラトゥーン ノーチラス47を最大限に活かすためには、ギアの選び方が非常に重要です。このブキはチャージキープや再チャージといった独自のメカニクスを持ち、動きながら戦うことが前提となるため、機動力と安定性の両立を目指したギア構成が効果的です。
まず、優先して採用したいのが「ヒト移動速度アップ」です。これはチャージ中や射撃中の移動速度を向上させるギアで、相手のエイムをずらすことができるほか、回避行動の選択肢も増えます。特にチャージを維持しながら動くノーチラス47にとって、立ち回りの幅を広げてくれる非常に相性の良いギアです。
次に注目したいのが「イカダッシュ速度アップ」です。ノーチラス47はチャージキープを活かして潜伏移動からの奇襲が得意なブキであるため、素早く前線に移動したり、敵との距離を調整する際に効果的です。このギアがあると、敵の視界から素早く離脱することも容易になります。
さらに「相手インク影響軽減」も有力な選択肢です。敵インクの中では移動速度が大きく下がるため、チャージ状態で移動する際のリスクが増しますが、このギアによってペナルティを緩和することができます。これにより、敵インクを踏んだ状態でも多少の無理が効くため、より積極的な立ち回りが可能になります。
一方で、火力を補強するギアや復帰速度を上げるギアも候補に挙がりますが、ノーチラス47はもともと4発でキルが取れる十分な火力を持っているため、機動性と安定性を重視する構成の方が実戦的です。ただし、自分が苦手とする状況やマップに合わせて柔軟にギアを変更することも大切です。
このように、ノーチラス47においては「動きやすさ」と「潜伏からの奇襲性能」を意識したギア構成が最も効果的です。ギアパワーを上手く組み合わせることで、このブキの持つポテンシャルをさらに引き出すことができるでしょう。

ノーチラス79の性能と武器構成とは
ノーチラス79は、『スプラトゥーン3』におけるノーチラス47のマイナーチェンジモデルとして登場した中射程スピナーです。基本的な射程やチャージ速度、チャージキープといった特徴はノーチラス47と共通ですが、サブウェポンとスペシャルウェポンが異なっており、より攻撃的なブキ構成に仕上がっています。
まず、サブウェポンには「キューバンボム」が搭載されています。これは壁や地面に貼り付き、一定時間後に爆発するタイプのボムで、広範囲にわたる塗りと高い牽制能力を備えています。これにより、敵の進行ルートを封じたり、高台にいる相手を下ろしたりといった使い方が可能になります。潜伏の場所を制限したり、敵の足止めをしたりすることで、ノーチラス本体が動きやすい状況を作るのに役立ちます。
次に、スペシャルウェポンは「ウルトラチャクチ」です。このスペシャルは自分の周囲に大ダメージを与える爆発を起こすもので、近距離戦におけるカウンターや、敵陣への突撃時に効果を発揮します。特に、囲まれてしまった状況や前線突破のタイミングで使うと、試合の流れを一気に変えることができます。ただし、発動時に隙があるため、無防備な状態で使うと撃ち落とされてしまうリスクもあるため注意が必要です。
このように、ノーチラス79はチャージキープによる奇襲性能に加え、サブとスペシャルの組み合わせによって前線での攻撃力をさらに高めています。一方で、索敵能力に優れた「ポイントセンサー」や、継続的な制圧に向いた「アメフラシ」といったサポート性能は持ち合わせていません。そのため、味方との連携がうまく取れていない場面では孤立しやすく、敵の位置を見失いやすいという側面もあります。
ノーチラス79は、前線を押し上げながら敵にプレッシャーを与えるスタイルに特化したブキです。一瞬の判断力と、相手の意表を突くタイミングが求められるため、アグレッシブな立ち回りが得意なプレイヤーに向いていると言えるでしょう。
スプラトゥーン ノーチラス79 立ち回りガイド
スプラトゥーン ノーチラス79を扱う上で意識したいのは、「前線でのプレッシャー」と「奇襲性能の活用」をバランスよく取り入れる立ち回りです。このブキはチャージキープによる高い機動力と、サブ・スペシャルの攻撃的な構成を持っているため、自ら状況を切り開く役割を担いやすい特徴があります。
まず重要なのは、キューバンボムを活かしたポジショニングの確保です。キューバンボムは投げてから一定時間後に爆発するため、敵の移動を制限するのに適しています。敵の進行方向や高台、よく使われる潜伏場所に投げ込むことで、無理に正面から攻め込まずとも敵を動かし、自分に有利な状況を作り出すことができます。特に、敵の足場を奪うように投げると、回避の選択肢を減らすことができ、そこにチャージしたメイン攻撃を重ねる形でキルを狙う動きが強力です。
次に、チャージキープの使い方も立ち回りに大きく影響します。安全な場所でチャージしておき、イカ移動で前に出ながらキープ状態のまま敵に近づくことで、相手が気づいた頃にはすでに射撃可能な状態にあります。この「準備された状態での接敵」は、瞬間火力が高いノーチラス系の強みを最大限に活かす方法です。
また、ウルトラチャクチの使い方にも注意が必要です。単純に前に出て発動すると撃ち落とされるリスクが高いため、敵がこちらに気を取られていないタイミングや、遮蔽物の陰から急接近して使うのが効果的です。さらに、味方とタイミングを合わせて使えば、敵のヘイトを分散させることができ、安全に決めやすくなります。
一方で、ノーチラス79には索敵や広範囲の継続的制圧を行う手段がありません。そのため、敵の位置がつかめない状況では、先手を取られて撃ち負ける危険があります。味方のサポートやマップの確認をこまめに行い、孤立しないよう心がけましょう。
このように、スプラトゥーン ノーチラス79は前線での立ち回りに特化したブキです。サブとスペシャルを連動させながら、チャージキープを活かしたタイミング重視の攻めができれば、戦況を大きく有利に進めることができます。
スプラトゥーン ノーチラスのギア構成と戦略
- スプラトゥーン ノーチラス79 ギアのおすすめ構成
- チャージキープを活かす動き方とは
- サブウェポンの使い方と活用法
- スペシャルウェポンで差をつける戦術
- 中射程スピナーとしての立ち位置
- ノーチラス使いが意識したいマップ戦略
- ノーチラスで勝つための立ち回りまとめ
スプラトゥーン ノーチラス79 ギアのおすすめ構成
スプラトゥーン ノーチラス79を活かすには、前線での機動力を高めつつ、耐久性を補うギア構成が有効です。このブキはスピナー種でありながら瞬発力のある攻撃が可能で、前線に立つ機会も多くなります。そのため、移動しやすさと生存力を同時に強化できるギアパワーを意識する必要があります。
まず最優先で考えたいのが「ヒト移動速度アップ」です。ノーチラスはチャージ中や射撃中に動きながら狙い続けることが多く、静止してしまうと標的になりやすくなります。このギアを入れることで、敵の攻撃をかわしながら射撃する「撃ち合い中の安定性」が大きく向上します。特に撃ち合いの多い前線では、この速度差が生存に直結します。
次におすすめなのが「イカダッシュ速度アップ」です。これはチャージキープ中の潜伏移動をスムーズにし、敵の死角から素早く接近する動きを支えてくれます。また、緊急回避やポジション変更にも役立つため、前線での立ち回りが格段にしやすくなります。これによって、狙ったタイミングで前に出る、もしくは引くといった判断が取りやすくなります。
さらに「相手インク影響軽減」も積極的に採用したいギアです。ノーチラスは移動しながら戦う場面が多く、敵インクの上で足を取られると、即座にやられてしまう可能性が高まります。このギアによって移動ペナルティを緩和できれば、より強気な動きが可能になります。特に敵の塗りが広がっているステージでは、この恩恵を強く感じられるでしょう。
一方で、ウルトラチャクチを活用するタイミングが限られるブキ構成であるため、「スペシャル増加量アップ」などを優先する必要はあまりありません。その代わりに、メインでの戦闘に集中する構成に特化させる方が戦績に直結しやすくなります。
このような理由から、ノーチラス79のギア構成は「前に出て戦うこと」を前提としつつ、「その場にとどまりすぎない柔軟な動き」を可能にするものが最適です。動きながら撃ち、撃ちながら次の動きを考えるスタイルにマッチしたギアを選ぶことで、ノーチラス79のポテンシャルを最大限に発揮することができるでしょう。

チャージキープを活かす動き方とは
チャージキープは、スプラトゥーンの中でも特殊な性能で、スピナー種の「ノーチラス」シリーズだけが持つ強みの一つです。この機能を使いこなすことで、相手の意表を突いた攻撃や、状況に応じた柔軟な立ち回りが可能になります。ただし、使い方を誤ると、せっかくの性能が無駄になってしまうこともあるため、しっかりと動き方を理解しておくことが大切です。
まず、チャージキープの基本として意識したいのが、「安全な場所でチャージを完了させる」ことです。遮蔽物の裏や味方の背後など、敵の攻撃を受けにくいポジションでフルチャージ状態を作り、その状態をキープしたまま潜伏・移動するのが基本の動きになります。チャージ状態を維持したまま前進できることで、敵の裏や横を突く奇襲攻撃が可能になり、特に油断している相手に対しては一方的な撃破を狙いやすくなります。
また、チャージキープ中は潜伏していてもチャージがリセットされないため、「敵がいるかもしれないがすぐには姿を見せない場所」で待ち構えるのも有効です。たとえば、狭い通路や段差下で潜伏し、敵が通りかかった瞬間に飛び出して撃つことで、撃ち始めの遅さというスピナーの弱点を補いながら戦えます。
ただし、注意点もあります。キープ状態を維持できる時間には限りがあるため、長く潜伏しすぎるとチャージが切れて無防備な状態になる危険があります。相手の位置や動きをある程度読んだうえで、無駄のないタイミングで動き出すことが重要です。また、潜伏している間に味方が前線から下がっていた場合は、孤立するリスクも高まるため、状況判断も求められます。
さらに、ジャンプ中の射撃精度を維持できるノーチラスの特性を活かして、チャージキープ後に高台から飛び出して奇襲を仕掛けるといった応用も有効です。移動しながらの攻撃に強いノーチラスだからこそできる動き方であり、他のブキにはない選択肢として覚えておくと便利です。
このように、チャージキープを活かす動き方は、状況に応じた「準備」と「タイミング」を重視するプレイスタイルです。慣れれば慣れるほど、相手に気づかれずにキルを取るシーンが増え、戦局に大きな影響を与える存在になれるでしょう。
サブウェポンの使い方と活用法
ノーチラスシリーズには、それぞれ異なるサブウェポンが用意されており、それぞれのブキの立ち回りを支える重要な要素となっています。ノーチラス47には「ポイントセンサー」、ノーチラス79には「キューバンボム」が採用されており、どちらも扱い方次第で試合展開を大きく左右する存在です。
まず、ノーチラス47に搭載されているポイントセンサーについて解説します。このサブは、投げた位置にいた敵を一定時間マーキングする効果があり、隠れている敵の場所を味方と共有することができます。特に潜伏が強力な相手や、姿を見せずに近づいてくるブキに対して有効です。前線に出る前や、敵がよく潜伏している場所に投げておくことで、不意打ちのリスクを減らすことができます。加えて、敵がマーキングされた状態であれば、こちらはチャージの準備を整えてから迎え撃つことができるため、戦闘前の有利な状況を作りやすくなります。
一方、ノーチラス79のキューバンボムは、攻撃と制圧の両面で強力なツールです。壁や地面にくっついて一定時間後に爆発する性質を持ち、爆風の範囲も広めです。この性質を活かして、敵の進行ルートや高台の裏、角待ちが予想される位置に投げ込むことで、敵を追い払ったり、移動ルートを制限したりすることができます。また、ボムを見た敵が反応するタイミングに合わせてチャージ済みの射撃を仕掛けるなど、連携した使い方も非常に効果的です。
ただし、どちらのサブもインク消費が少なくないため、無駄に投げすぎるとメインでの戦闘に必要なインクが不足するリスクがあります。使うタイミングは慎重に選び、ここぞという場面で確実に効果を発揮させるよう意識しましょう。また、サブウェポンだけに頼りすぎず、あくまでメインの動きを補助する役割として使うことが大切です。
このように、サブウェポンは単体で強い効果を発揮するというより、メイン武器の動きを支える「戦術的ツール」としての使い方が理想です。相手の動きを読み、戦況を有利に導くための補助として使いこなせれば、ノーチラスの戦闘力はさらに高まります。
スペシャルウェポンで差をつける戦術
ノーチラスシリーズは、基本性能だけでも十分な戦闘力を持っていますが、スペシャルウェポンを上手く活用できるかどうかで、勝敗を大きく左右する場面が多々あります。それぞれのノーチラスには異なるスペシャルが搭載されており、特徴や活かし方が大きく異なるため、ブキごとの特性を理解し、戦術に落とし込むことが重要です。
まず、ノーチラス47のスペシャルは「アメフラシ」です。アメフラシは一定範囲にインクの雨を降らせるもので、時間をかけてじわじわと塗りとダメージを与える継続型のスペシャルです。このスペシャルの強みは、敵の動きを制限できる点にあります。敵がとどまっていたい場所、例えばエリアや高台、進行ルートなどに投げ込むことで、その場に居続けることが難しくなり、移動を強いられるようになります。これにより、味方の攻撃が通りやすくなったり、ノーチラス自身がチャージキープを活かして前線に入り込むチャンスを作りやすくなります。
ただし、アメフラシは即効性のあるスペシャルではないため、緊急時の打開や近距離戦のカウンターには不向きです。そのため、使用するタイミングは慎重に見極め、相手の位置や試合の流れを読んだ上で使用することが大切です。
一方、ノーチラス79には「ウルトラチャクチ」が搭載されています。こちらは近距離の敵を一気に一掃できる爆発系のスペシャルで、特に複数の敵に囲まれた場面や、前線に強引に入りたい場面で有効です。キルを狙う力が強いため、敵の不意を突く形で発動することで、大きな戦果を上げることも可能です。
ただし、ウルトラチャクチには明確な隙があるため、見られている状態で使うと発動前に倒されるリスクもあります。使いどころを見誤ると、スペシャルを無駄にしてしまう可能性があるため、障害物を活用した接近や、味方の攻撃とタイミングを合わせた発動が求められます。
このように、ノーチラスのスペシャルはそれぞれ方向性が異なりますが、どちらもメイン性能を引き立てる力を持っています。戦況やマップ、相手の構成に合わせて最適な使い方を選ぶことで、単なる撃ち合い以上の展開を生み出すことができるのです。
中射程スピナーとしての立ち位置
ノーチラスシリーズは「中射程スピナー」として分類されるブキであり、その立ち位置を理解して運用することが安定した戦果を出すカギになります。中射程という言葉の通り、近距離戦に特化したブキよりもやや距離を取って戦える一方で、長射程ブキのような圧倒的な射程や制圧力は持ちません。そのため、前線と後衛の中間、いわゆる「セカンドライン」での活躍が求められるポジションになります。
この立ち位置において重要なのは、味方と敵の距離感を常に意識することです。ノーチラスはチャージさえできていれば高いキル性能を持ちますが、撃ち始めるまでに準備が必要なため、敵の真正面に立ち続けると不利になりやすいという弱点があります。そのため、最前線に出すぎず、味方の少し後ろから射線を通したり、横や後方からカバーしたりするような動きが理想的です。
また、ノーチラスのチャージキープ機能を活かすことで、タイミングをずらした攻撃や、別ルートからの接近も可能になります。中射程という特性上、距離を保ちながらも自由な動きを取りやすく、敵の裏をかくようなポジショニングも視野に入ります。たとえば、正面ではなくサイドからチャージキープで接近し、射程を押し付けることで敵にプレッシャーをかける動きが有効です。
一方で、後衛ポジションに留まりすぎると、ノーチラスの強みを活かしきれなくなります。射程はあくまで中距離であるため、チャージャーやリッターなどの長射程ブキには一方的に制されてしまいます。そのような場面では、味方との連携や立ち位置の見直しが必要です。戦線のどこにいるべきか、どの敵に対して自分が有利を取れるのかを常に考え、ポジション取りを調整していくことが求められます。
このように、中射程スピナーであるノーチラスは、単独で戦うだけでなく、味方の動きに合わせて前後左右に柔軟に動ける存在です。前に出すぎても後ろに下がりすぎても力を発揮しにくいため、絶妙な距離感を保ちながら、戦場をコントロールする意識を持つことが重要になります。こうしたポジションを意識することで、ノーチラスはチームの中で非常に頼れる役割を担うことができるでしょう。

ノーチラス使いが意識したいマップ戦略
ノーチラスシリーズを使いこなすうえで、マップごとの特性を理解し、最適な動き方を意識することは非常に重要です。チャージキープによる潜伏移動や、中射程という立ち位置を活かすには、「どこでチャージするか」「どこから仕掛けるか」を判断するマップ戦略が欠かせません。
まず意識したいのが、高低差のあるマップにおける立ち回りです。ノーチラスはジャンプ中の射撃精度が安定しているため、高台からの射撃や、下からの奇襲にも対応しやすい特徴を持っています。そのため、地形に合わせて高所を確保しつつ、敵の移動ルートや隠れやすい場所を見下ろすポジションを取ると、有利に戦うことができます。たとえば、「チョウザメ造船」や「ヒラメが丘団地」のように上下移動の激しいステージでは、上からの攻撃で圧力をかけるのが効果的です。
次に、狭い通路やコーナーが多いマップでは、チャージキープからの奇襲が活きやすくなります。安全な場所でチャージした状態を維持しながら、角を曲がって敵に近づくことで、スムーズに射撃に移行できます。こうした地形では、敵が急に現れることを警戒していない場面も多いため、不意打ちによる撃破が狙いやすくなります。代表的なステージで言えば、「マテガイ放水路」や「ザトウマーケット」などが該当します。
一方で、開けた地形が多く、長射程ブキが有利なマップでは注意が必要です。ノーチラスはチャージが必要なブキでありながら射程は中程度のため、チャージャーやリッターといった後衛ブキに視認された状態では不利になります。こうした状況では、無理に正面から挑まず、障害物を活用して視線を切りながら回り込むルートを選ぶのが得策です。アメフラシやキューバンボムで敵のポジションを崩しつつ、安全にチャージできるタイミングを作ると、形勢を逆転させやすくなります。
このように、ノーチラスはマップによって戦い方が大きく変わるブキです。チャージする位置、潜伏するルート、そして攻撃を仕掛けるタイミングを、地形や敵の構成に応じて柔軟に変えることが重要です。毎試合、マップの構造を読み取り、それに合わせた最適な戦略を組み立てることで、ノーチラスの強みをより確実に引き出せるようになります。
ノーチラスで勝つための立ち回りまとめ
ノーチラスで安定した勝利を目指すには、ブキの特性を深く理解し、それに適した立ち回りを実践することが不可欠です。チャージキープを中心とした戦術に加え、サブ・スペシャルの連携、そしてマップの地形を踏まえた動き方を総合的に意識することで、試合全体を通じて主導権を握ることが可能になります。
まず意識しておきたいのは、チャージのタイミングと位置取りです。ノーチラスは、チャージが完了して初めて攻撃性能を発揮できるブキであるため、無防備な状態で前に出るのは避けたいところです。戦闘に入る前には必ず安全な場所でチャージを済ませておき、チャージキープで潜伏しながら前線に接近するのが基本の流れとなります。
また、戦闘中の動きにおいては「止まらないこと」が重要です。ノーチラスは射撃中に移動できるスピナーであり、ヒト移動速度アップのギアと相性が良い点からも分かるように、動きながら撃つことで被弾を避ける立ち回りが求められます。撃ち合いになった際には、エイムを合わせることだけでなく、相手の狙いを外させる意識も持ちましょう。
サブ・スペシャルの使い方も勝敗を分ける要素です。ノーチラス47であればポイントセンサーで先に敵の位置を把握し、安全なタイミングで接近する戦術が効果的です。一方、ノーチラス79ではキューバンボムで敵を動かしつつ、ウルトラチャクチで一気に詰めるようなアグレッシブなスタイルが求められます。どちらのブキにおいても、メインとの連携を意識することで戦術の幅が広がります。
ただし、どんなに強いブキでも、1人で戦場をコントロールするのには限界があります。ノーチラスは単独で突っ込むよりも、味方と足並みを揃え、タイミングを合わせて前線を押し上げていく方が安定しやすいブキです。味方の動きを見ながら、自分の役割を見極めて行動するようにしましょう。
このように、ノーチラスはチャージキープによる奇襲性能、安定した中射程、柔軟な戦術が光るブキです。基礎を押さえたうえで、相手の意表を突く立ち回りを意識すれば、勝率を大きく伸ばすことができるはずです。焦らず、冷静に状況を判断しながら行動することが、ノーチラスで勝つための最大の近道です。
スプラトゥーン ノーチラスの性能と立ち回りを総まとめ
- ノーチラスは中射程スピナーでチャージキープ機能を持つ
- ノーチラス47はチャージ後に潜伏移動できる奇襲向きのブキ
- ノーチラス79はサブとスペシャルが攻撃寄りの構成になっている
- チャージキープは安全な場所で完了させ潜伏から接近に活用する
- 再チャージ機能により連続戦闘にも対応しやすい
- ジャンプ中の精度を保つスタビライザーが空中戦を支える
- ノーチラス47はポイントセンサーで潜伏中の敵をあぶり出せる
- アメフラシでエリア制圧や敵の移動妨害が可能
- ノーチラス79のキューバンボムは広範囲制圧に優れる
- ウルトラチャクチは囲まれた状況での打開に強い
- ヒト移動速度アップは射撃中の回避能力を高める
- イカダッシュ速度アップは潜伏からの接近戦を支える
- 相手インク影響軽減で敵インク上の移動がスムーズになる
- ノーチラスはセカンドラインからの支援や裏取りが得意
- マップの構造に応じてポジションとチャージ位置を柔軟に変えることが重要