節約レシピ 時短『炊飯器を活用』したお得で美味しい献立

忙しい毎日でもおいしい食事を手軽に作りたい、そんな方にぴったりの方法が炊飯器を使った節約レシピです。炊飯器一つで、ご飯を炊くだけでなく、おかずやスイーツまで簡単に仕上げることができます。この記事では、節約レシピや時短炊飯器を活用した調理法をたっぷりとご紹介。材料費を抑えながら、手間なく作れる便利なアイデアを集めました。家族に喜ばれるメニューから一人暮らしにも役立つ料理まで、幅広いレシピで毎日の献立をサポートします。光熱費や時間を節約したい方は必見です。

炊飯器で簡単ピラフ風ごはん

ポイント

• 炊飯器に材料を入れて炊くだけで、洋風のピラフ風ごはんが完成。
• ベーコンやウインナーを使うと出汁が出やすく、コクのある仕上がりに。

材料（2合分）

• 米 … 2合（約60〜80円）
• ベーコンまたはウインナー … 2〜3本（約50円）
• ミックスベジタブル（冷凍） … 100〜150g（約30〜40円）
• 顆粒コンソメ … 小さじ2
• バター（またはマーガリン） … 10g（約10円）
• 塩・こしょう … 適量
• 水 … 炊飯器の2合の目盛りまで

作り方

1. 下準備
   • お米を研いで炊飯器の内釜に入れ、2合の目盛りまで水を入れる。
   • ベーコンやウインナーは食べやすい大きさに切る。
2. 材料を投入
   • 内釜に顆粒コンソメとバター、ベーコン（またはウインナー）、ミックスベジタブルを加える。
   • 全体をさっと混ぜ、塩・こしょうで軽く味を調える。
3. 炊飯
   • 炊飯器の通常モードで炊く。
   • 炊き上がったら10分ほど蒸らし、全体を混ぜ合わせるとピラフ風に。
4. 仕上げ
   • お好みで粉チーズやパセリを振るとさらに風味UP。

コスト目安: 約150〜200円程度（2合炊きなので2〜3食分に分けられます）。

炊飯器でチキンカレー

ポイント

• 炊飯器に材料を入れてカレーを作ることで、ガス火で長時間煮込む手間を削減。
• 鶏肉は冷凍保存のまとめ買いがお得で時短にもなります。

材料（3〜4人分）

• 鶏もも肉（またはむね肉） … 300g（約150〜200円）
• 玉ねぎ … 1個（約30円）
• じゃがいも … 1個（約20円）
• にんじん … 1/2本（約15円）
• カレールウ … 3〜4かけ（約60〜80円）
• 水 … 400〜500ml（炊飯器の容量に合わせて調整）
• お好みでケチャップやウスターソース … 各大さじ1程度

作り方

1. 下準備
   • 鶏肉は大きめの一口大に切る。
   • 玉ねぎ、じゃがいも、にんじんも適当な大きさにカット。
   • カレールウは割っておくと溶けやすい。
2. 炊飯器に投入
   • 炊飯器の内釜にカレールウ、水、野菜、鶏肉をすべて入れる。
   • お好みでケチャップやウスターソースを加えて旨みをプラス。
3. 炊飯
   • 炊飯モード（通常または早炊き）でスタート。
   • 機種によっては「煮物モード」や「カレー・シチューモード」がある場合も。
4. 仕上げ
   • 炊飯が終わったらフタを開け、全体をよく混ぜる。味見をして、必要なら塩・こしょうで調整。
   • ごはんにかけて召し上がれ（同じ炊飯器でごはんを炊く場合は、先にごはんを炊いておくか別の時間に仕上げると◎）。

コスト目安: 約300〜350円ほど。1度にたっぷり作れて、翌日分にも回しやすいのが利点。

炊飯器でツナと大葉の和風炊き込みごはん

ポイント

• ツナ缶の旨みと大葉の爽やかな風味が相性抜群。
• 調味料も少なく、家にあるものでシンプルに仕上げられます。

材料（2合分）

• 米 … 2合（約60〜80円）
• ツナ缶（油漬けまたは水煮） … 1缶（約60〜80円）
• 大葉 … 3〜5枚（約20〜30円）
• めんつゆ（3倍濃縮） … 大さじ2（お好みで調整）
• 醤油 … 小さじ1（風味づけ・省略可）
• 塩 … 少々
• 水 … 炊飯器の2合の目盛りまで

作り方

1. 下準備
   • お米を研いで炊飯器の内釜に入れ、2合の目盛りまで水を注ぐ。
   • ツナ缶は軽く油や水分を切っておく。
   • 大葉は洗って水気を拭き、細切りまたは千切りに。
2. 炊飯器に材料を入れる
   • ツナ缶、めんつゆ、醤油、塩を加える。
   • 全体を軽く混ぜ、通常モードで炊飯。
3. 仕上げ
   • 炊き上がったら10分ほど蒸らし、大葉の千切りを加えてさっと混ぜる。
   • 大葉を加えたら、香りを活かすためにすぐにふたを閉めず、軽く混ぜて空気を入れると◎。

コスト目安: 約150〜200円（2合炊き）。ツナ以外にしめじやきのこ類をプラスしても美味。

炊飯器でオムライス風ピラフ

ポイント

• 炊飯器で炊き込んだケチャップライスを、最後に卵でとじるオムライス風レシピ。
• 仕上げを炊飯器で行うので、フライパンで卵を巻く手間を省けます。

材料（2合分）

• 米 … 2合
• ウインナー、ベーコン、または鶏肉 … 合計100～150g
• たまねぎ … 1/2個
• ミックスベジタブル（冷凍） … 100g（あれば）
• ケチャップ … 大さじ4〜5（お好みで調整）
• コンソメ（顆粒） … 小さじ1～2
• 塩・こしょう … 少々
• 卵 … 2個（仕上げ用）
• サラダ油 … 小さじ1程度

作り方

1. 下準備
   • 米は研いで内釜に入れる。2合の目盛りよりやや少なめに水を加える（ケチャップ分の水分を考慮）。
   • ウインナーやベーコンは食べやすい大きさに切り、たまねぎはみじん切りにしておく。
2. 炊き込み
   • 内釜にケチャップ、コンソメ、塩・こしょう、ウインナー、たまねぎ、ミックスベジタブルを入れ、全体をざっと混ぜる。
   • 通常モードで炊飯スタート。
3. 卵の仕上げ
   • 炊き上がったら、卵を溶きほぐしてサラダ油少々を加えたものをライスの上に回しかける。
   • フタを閉めて5～10分保温または予熱状態で卵に火を通す。
   • 好みの半熟加減になれば完成。
4. 盛りつけ
   • しゃもじで混ぜると全体がやわらかいオム風になる。
   • 卵を崩さずに上にだけ固めると、見た目は“炊き込みライス＋オムレツ”仕立てに。

コストとアレンジ

• 鶏もも肉の代わりにツナ缶でも美味。
• 仕上げにとろけるチーズをのせてもコクがアップ。

炊飯器で具だくさんチーズフォンデュ

ポイント

• 炊飯器を“ミニ電気鍋”のように使い、チーズフォンデュを手軽に作るレシピ。
• 鍋やコンロを使わず、保温機能を活かして温かさをキープできます。

材料（2～3人分）

• ピザ用チーズ（またはとろけるチーズ） … 200g
• 牛乳または豆乳 … 100～150ml（お好みで調整）
• コーンスターチ（または薄力粉） … 小さじ1～2（とろみづけ）
• コンソメ顆粒 … 小さじ1/2（なくてもOK）
• 白ワイン、酒（あれば） … 大さじ1（風味づけ）
• 塩・こしょう … 適量

ディップ用具材

• パン（フランスパンや食パン） … 適量
• 野菜（ブロッコリー、にんじん、じゃがいも、ミニトマトなど） … 適量
• ウインナー、ベーコン、エビなど … 好みで追加

作り方

1. 具材の下ごしらえ
   • 野菜は食べやすい大きさに切り、電子レンジや下茹でなどで加熱して火を通しておく。
   • パンは一口大にカットしておく。
2. 炊飯器でチーズソースづくり
   • 内釜にチーズ、牛乳（または豆乳）、コーンスターチ、コンソメを入れる。
   • 白ワインや酒を加えると風味が増すが、子ども向けなら省略可。
   • 通常モードの炊飯や“煮物”モードなどがあれば活用し、全体が溶けて混ざり合うまで加熱する。
3. 保温でとろみをキープ
   • チーズが溶けて全体にとろみがついたら、かき混ぜてダマがないか確認。
   • 炊飯器を保温モードに切り替えれば、ディップしながら食べられる。
4. 仕上げ
   • 周囲が煮詰まってきたら、牛乳を少し足してのばす。塩・こしょうで味を整える。
   • 好みの温度をキープしながら、具材を絡めて召し上がれ。

コストとアレンジ

• とろけるチーズはセール品やまとめ買いでコスパUP。
• 余ったチーズソースはパンに塗って焼けば即席ピザ風、パスタソースにもアレンジ可能。

炊飯器で分厚いお好み焼き風

ポイント

• フライパンではなく、炊飯器に生地を入れて一気に“蒸し焼き”することで、ふんわり分厚いお好み焼きが楽しめます。
• 材料を混ぜてスイッチを押すだけなので、見張る手間がありません。

材料（3～4人分）

• 薄力粉 … 150g（または市販のお好み焼き粉150gでもOK）
• 水 … 200ml程度（生地のかたさを見ながら調整）
• 卵 … 2個
• キャベツ … 1/4～1/3玉分（みじん切りまたはざく切り）
• 豚バラ肉 … 100g程度（他にイカ・エビ・ちくわなどお好みで）
• かつお節、青のり、ソース、マヨネーズ … 適量

作り方

1. 生地づくり
   • ボウルに薄力粉・水・卵を入れ、ダマがなくなるまでしっかり混ぜる。
   • キャベツや豚バラ肉など具材を加え、ざっと混ぜ合わせる。
   • 塩・だし顆粒などを少し入れると風味アップ。
2. 炊飯器にセット
   • 内釜に薄く油（分量外）を塗っておくと、くっつきにくい。
   • 生地を流し入れ、通常炊飯モードでスイッチオン。
   • 途中で蓋を開けられる機種もありますが、基本的に炊飯が終わるまで待ってOK。
3. 焼け具合の確認
   • 炊飯終了後、竹串を刺してみて生地がついてこなければOK。まだ生っぽい場合は再度炊飯 or 保温モードで数分～10分ほど追加加熱。
4. 仕上げ
   • ひっくり返して取り出し、ソース、マヨネーズ、かつお節、青のりをトッピング。
   • 厚みがある分ふわっとしたお好み焼きになります。

アレンジ

• 市販のお好み焼き粉を使うとより簡単。
• 中にチーズやキムチを入れるなど好みのトッピングを工夫できます。

炊飯器で簡単の肉ジャガ

ポイント

• お鍋でコトコト煮る手間がいらず、炊飯器で一気に火を通すだけ。
• 味が染み込みやすく、放置できるので他の作業がはかどります。

材料（3～4人分）

• 牛こま切れ肉（または豚肉でもOK） … 200g
• じゃがいも … 3～4個
• たまねぎ … 1個
• にんじん … 1本（お好みで）
• しょうゆ … 大さじ3
• みりん … 大さじ2
• 砂糖 … 大さじ1～2（好みで加減）
• だし汁（または水＋顆粒だし） … 200ml程度

作り方

1. 下準備
   • じゃがいも、たまねぎ、にんじんは食べやすい大きさに切る。
   • 肉は大きければひと口大に切る。
2. 炊飯器にセット
   • 内釜に野菜と肉を入れ、しょうゆ、みりん、砂糖、だし汁を加える。
   • 全体をざっとかき混ぜる。
3. 炊飯
   • 通常モードまたは煮物モードがあれば活用。スタートしてスイッチオン。
   • 機種によって水分量や炊飯時間は前後するため、もし味が薄いor濃い場合はしょうゆや水で調整。
4. 仕上げ
   • 炊き上がり（または炊飯器が止まったら）全体を混ぜ合わせ、味見。足りなければ塩・しょうゆを少々追加。
   • 盛り付けて彩りにいんげんやグリーンピースを添えても◎。

アレンジ

• 肉を鶏もも肉にして「鶏じゃが」にするなど、好みに合わせて具材を変えてもOK。
• 最後にバターやごま油を少し足すと風味がアップ。

炊飯器で丸ごとフリッタータ（スペイン風オムレツ風）

ポイント

• じゃがいもや野菜、卵を混ぜて炊飯器に入れれば、分厚くて食べ応えのある“フリッタタ”風オムレツが完成。
• オーブンいらずで時間をかけずに作れるので、ブランチやお弁当にもおすすめ。

材料（3～4人分）

• 卵 … 4個
• じゃがいも … 1～2個（小さめなら2個）
• 玉ねぎ … 1/2個
• ベーコンやハム … 50〜80g（お好みで）
• とろけるチーズ … 50g（お好みで追加）
• 塩・こしょう … 少々
• サラダ油 … 小さじ1程度

作り方

1. 下ごしらえ
   • じゃがいもは皮をむき、1cm角くらいのサイコロ状に切る。
   • 玉ねぎ、ベーコンもみじん切りor小さめにカット。
   • 必要であれば電子レンジで1〜2分加熱し、じゃがいもを少し柔らかくしておくと仕上がりがスムーズ（省略可）。
2. 卵液づくり
   • ボウルに卵を割り入れ、塩・こしょうを加えてよく溶く。
   • じゃがいも、玉ねぎ、ベーコン、とろけるチーズを加え、全体をざっくり混ぜる。
3. 炊飯器にセット
   • 内釜に薄く油を塗り、卵液を流し入れる。
   • 通常炊飯または煮物モードでスイッチオン。
4. 焼き加減のチェック
   • 炊飯終了後、竹串を刺してみて卵液がついてこなければOK。
   • まだ半熟なら保温モードで5〜10分ほど追い加熱すると火が通りやすい。
5. 仕上げ
   • 内釜から取り出してカットすれば、立派なオムレツ風に。
   • ケチャップやタバスコ、マヨネーズなど、お好みのソースで召し上がれ。

アレンジ

• ほうれん草やブロッコリー、パプリカなどを加えれば彩り＆栄養価アップ。
• 味付けをカレー粉やハーブ塩に変えても美味。

まとめ

1. 炊飯器で分厚いお好み焼き風
   • 膨らみのある仕上がりで、ソース＆マヨがよく絡む。具材のバリエーションも豊富。
2. 炊飯器で簡単ニクジャガ
   • お鍋いらずで失敗しにくい。味付けも自由にアレンジしてOK。
3. 炊飯器で丸ごとフリッタタ風
   • 分厚いオムレツがボリューム満点。野菜やチーズをたっぷり入れて栄養価アップ。

炊飯器を活用すれば、手軽さと放置調理で光熱費・時間の節約にも繋がります。ぜひ、毎日の献立やお弁当づくりのアイデアとして取り入れてみてください。

炊飯器でしっとりチョコケーキ

ポイント

• オーブン不要で、生地を混ぜて炊飯器に入れるだけの簡単チョコケーキ。
• 焼きすぎの失敗が少なく、しっとりと仕上がります。

材料（5～6人分相当）

• 薄力粉 … 100g
• ココアパウダー（無糖） … 大さじ2
• 砂糖 … 50〜70g（甘さ調整お好みで）
• 卵 … 2個
• 牛乳 … 50ml
• サラダ油（または溶かしバター） … 大さじ2
• ベーキングパウダー … 小さじ1（なくてもOKだが、入れるとふんわり）
• 板チョコ … 1/2枚～1枚（細かく刻むとさらに濃厚に）

作り方

1. 生地づくり
   • ボウルに卵、砂糖、牛乳、サラダ油を入れ、泡立て器などでよく混ぜる。
   • 薄力粉、ココアパウダー、ベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、ゴムベラなどでさっくりと混ぜる。
   • 刻んだ板チョコも加え、ダマがなくなるまで混ぜる。
2. 炊飯器にセット
   • 内釜に薄く油を塗るか、クッキングシートを敷いて生地を流し入れる。
   • 通常の炊飯モードでスイッチオン（早炊きでもOK）。機種によっては1度の炊飯で中まで火が通らない場合があるため、その際はもう一度追加で炊飯するか、保温モードで様子をみながら10～15分ほど蒸らす。
3. 仕上げ
   • 炊き上がったら竹串を刺してみて、生地がついてこなければ完成。
   • 少し冷ましてから釜ごと取り出し、好みの大きさにカット。粉砂糖をふっても◎。

コストとアレンジ

• 板チョコはセールや割れチョコなど、比較的安いものを使うと節約に。
• 仕上げにホイップクリームやナッツをのせるとリッチな味わいに。

節約レシピで時短、炊飯器の活用術