PC初心者がやることは?初期設定から活用まで完全ロードマップ

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念願の新しいパソコンを購入して、箱から出したときのあのワクワク感、本当にたまりませんよね。新しいデジタルデバイスを手に入れる瞬間というのは、まるで新しい世界への扉が開かれたような高揚感があるものです。でも同時に、電源ボタンを押したら画面に何が表示されるのか、まず何から手をつければいいのか、変なボタンを押して壊してしまわないか…そんな不安が頭をよぎることも多いのではないでしょうか。

特に「PC初心者 やること」で検索されている皆さんは、Windows11やMac、あるいは高価なゲーミングPCといった機種ごとの違いや、専門用語の多さに戸惑っているかもしれません。ネット上には情報が溢れていますが、「結局、最初に最低限これだけやっておけば大丈夫!」という正解が見えづらいのが現状です。

実は、PCの初期設定を自分で行うことは、それほどハードルが高いものではありません。しかし、セキュリティ対策や不要なソフトの削除、回復ドライブの作成など、最初にやっておかないと後で取り返しのつかないトラブルに巻き込まれたり、PCの寿命を縮めてしまったりする重要なポイントがいくつか存在します。この記事では、PCを買ったら絶対にやるべき初期設定の手順や、逆にやってはいけないこと、さらには作業を快適にするおすすめソフトやタイピング練習サイト、便利なショートカットキーまで、PCライフを安全かつ快適にスタートさせるための情報を網羅しました。これから長きにわたって相棒となるパソコンを120%使いこなすために、一つずつ一緒に確認していきましょう。

  • PC購入後の開封から初期設定までの正しい手順と見落としがちな注意点
  • Windows11やMac、ゲーミングPCなど機種別に必要な設定とセキュリティ対策
  • PCを快適に使うための必須アプリと削除して動作を軽くすべき不要なソフト
  • 脱初心者のためのタイピング練習サイトや作業効率を劇的に上げるショートカットキー活用法
目次

PC初心者がやることは?初期設定の完全ガイド

  • Windows11でPC初心者がやることはこれ
  • PC初期設定は自分でできる?難しい?
  • PC初期設定でやってはいけないことリスト
  • Mac初心者がやることと設定のポイント
  • ゲーミングPCを買ったらやることと設定

Windows11でPC初心者がやることはこれ

現在販売されている多くのパソコンには「Windows 11」が搭載されていますが、電源を入れてからのセットアップ(専門用語でOOBE:Out of Box Experienceと言います)が最初の関門です。画面の指示に従うだけ…と思いきや、いくつか重要な分岐点があり、ここでの選択がその後の使い勝手を大きく左右します。

まず、電源を入れる前に必ず確認してほしいのが「インターネット接続環境」です。Windows 11 Homeなどのエディションでは、セットアップ中にインターネットへの接続が事実上必須となっています。有線LANケーブルがあればベストですが、Wi-Fiで接続する場合は、ルーターの側面に書かれているSSIDと暗号化キー(パスワード)をあらかじめメモして手元に用意しておくと、慌てずに済みます。

Microsoftアカウントの作成と重要性

セットアップの中で最も質問が多いのが、「Microsoftアカウント」についてです。これは、Windowsを使うための鍵のようなもので、メールアドレス(Outlook.jpなど)を使って登録します。

「アカウントを作るなんて面倒だな…」と思われるかもしれませんが、初心者のうちは、ローカルアカウント(PC単体のアカウント)ではなく、Microsoftアカウントを作成して設定することを強くおすすめします。

理由は大きく3つあります。1つ目は、設定や壁紙などがクラウドに保存されるため、もしPCを買い替えてもすぐに同じ環境を再現できること。2つ目は、「OneDrive」というクラウドストレージが自動的に使えるようになり、大切な写真やドキュメントが勝手にバックアップされるため、PCが壊れてもデータが守られること。そして3つ目は、万が一ログインパスワードを忘れてしまっても、スマホなどからリセットが簡単にできる点です。これは初心者にとって最強の保険となります。

PINコードとプライバシー設定

次に求められるのが「PIN(ピン)」の設定です。これはスマホのロック解除コードのようなもので、毎回長いパスワードを入力する代わりに、4桁以上の数字で簡単にログインできるようにする機能です。「パスワードと何が違うの?」と思われるかもしれませんが、PINはそのPC本体がないと使えないため、万が一インターネット上でパスワードが漏洩しても、PINさえ知られなければPCの中身を見られることはありません。セキュリティと利便性を両立する素晴らしい機能なので、必ず設定しましょう。

最後に「デバイスのプライバシー設定の選択」という画面が出てきます。位置情報や診断データなどをMicrosoftに送信するかどうかの設定です。基本的にはすべて「はい」でも問題ありませんが、自分の行動データをあまり送信したくない場合は、「位置情報」や「広告識別子」などをオフにしてもPCの動作には支障ありません。迷ったら「必須の診断データ」以外はオフにしても大丈夫です。

アップデートは最優先で!
デスクトップ画面が表示されて「終わった!」と思うのはまだ早いです。実は、PCが出荷されてから皆さんの手元に届くまでの間に、Windowsのプログラムは古くなっています。
まず「設定」→「Windows Update」を開き、「更新プログラムのチェック」をクリックしてください。おそらく大量の更新プログラムが見つかるはずです。これらを全てインストールし、再起動を求められたら再起動する。そしてまたチェックする…。これを「最新の状態です」と表示されるまで何度も繰り返してください。これだけで多くの不具合やウイルス感染リスクを未然に防げます。

PC初期設定は自分でできる?難しい?

家電量販店などでパソコンを購入すると、レジで「初期設定代行サービス」や「プレミアムサポートパック」といった有料オプションを勧められることがあります。「専門家に任せないと大変なことになるかも…」と不安になって契約してしまう方も多いですが、正直なところ、今のパソコンはスマホと同じくらい、あるいはそれ以上に簡単に設定できるようになっています。

一昔前のWindows(例えばXPや7の時代)は、インターネットに繋ぐだけでもプロバイダの情報を手入力したり、画面を綺麗に映すための「ドライバ」というプログラムをCDから一つ一つ手動でインストールしたりと、確かに専門知識が必要な場面がありました。しかし、Windows 10以降、そして現在のWindows 11では、状況は劇的に改善されています。

なぜ自分でもできるのか?

現代のPCセットアップは、画面に表示される日本語のガイド(コルタナという音声アシスタントが喋ることもあります)を読んで、「はい」か「いいえ」を選ぶだけで大抵のことは完了するように設計されています。Wi-Fiの接続もスマホと同じ感覚ですし、プリンターなどの周辺機器も、USBケーブルで繋ぐだけで自動的に認識して使えるようになることがほとんどです。

もちろん、Officeソフト(WordやExcelなど)のライセンス認証や、メールソフト(Outlookなど)の設定だけは、IDやパスワードを入力する必要があるため少し手間取るかもしれません。しかし、これらもPCに付属しているカードに書かれたプロダクトキーを入力するだけなので、落ち着いて説明書を読みながらやれば、誰でも自分でできます。

自分で設定することのメリット

代行サービスを利用すると、数万円単位の費用がかかることも珍しくありません。自分で設定を行えば、そのお金を浮かせることができるのはもちろんですが、最大のメリットは「自分のPCについて詳しくなれる」ということです。 どこに何の設定があるのか、自分のアカウントは何なのかを把握しておくことで、将来的にちょっとしたトラブルが起きたときにも、慌てずに対処できる基礎力が身につきます。「難しそう」という先入観を捨てて、まずは自分でトライしてみる価値は十分にありますよ。もし途中で分からなくなっても、スマホで検索すれば解決策はすぐに出てきます。

PC初期設定でやってはいけないことリスト

PC初心者が良かれと思ってやってしまいがちですが、実はパソコンの寿命を縮めたり、深刻なトラブルの原因になったりする「NG行為」がいくつか存在します。これらは説明書にも小さくしか書かれていないことが多いですが、非常に重要なことばかりです。これだけは避けてほしいポイントをまとめました。

NG行為理由とリスク
いきなり周辺機器を全部繋ぐプリンター、スキャナー、外付けHDDなどを最初から全部繋いで電源を入れると、Windowsがどの機器を優先して認識すればいいのか混乱し、セットアップ中にエラーが起きたり、起動が極端に遅くなったりすることがあります。最初はシンプルに、マウスとキーボード、電源ケーブルだけでOKです。
通気口を塞ぐ場所に置くPCは熱が大敵です。特にノートPCを布団やクッションの上で使うと、底面や側面にある吸排気口が塞がれ、内部に熱がこもってしまいます。これは「熱暴走」の原因になり、最悪の場合、買ったばかりのPCが故障します。必ず硬くて平らな机の上で使用しましょう。壁からも10cm以上離すのが理想です。
パスワードをメモしない「自分の誕生日だから忘れないはず」と過信してはいけません。セットアップ中に決めたMicrosoftアカウントのパスワードやPINコードを忘れてしまうと、PCを開くことができず、最悪の場合、初期化(データを全て消去して工場出荷状態に戻す)することになります。必ず紙のノートなどにメモをして、大切に保管しましょう。
強制終了を繰り返す更新プログラムのインストール中などで画面が動かなくなったように見えても、裏では懸命に作業をしています。ここで痺れを切らして電源ボタンを長押しして強制終了すると、システムファイルが破損し、二度と起動しなくなることがあります。アクセスランプが点滅している間は、じっと我慢して待つのが鉄則です。

「ウイルスに感染しました」という警告に注意!
初期設定を終えてインターネットを見ていると、突然「ビーッ!」という大音量と共に、「トロイの木馬に感染しました」「Windowsセキュリティシステムが破損しています」といった警告画面が表示されることがあります。さらに「マイクロソフトサポートへ電話してください:050-XXXX-XXXX」などと不安を煽ってきます。
これは100%詐欺です。PCはウイルスに感染していませんし、マイクロソフトが警告画面に電話番号を表示することは絶対にありません。画面に表示された番号には絶対に電話しないでください。片言の日本語を話す詐欺師に繋がり、遠隔操作ソフトを入れられて電子マネーを要求されます。
対処法は簡単です。「ブラウザ(EdgeやChrome)を閉じる」。これだけで解決します。もし閉じられない場合は、キーボードの「Alt」キーを押しながら「F4」キーを押してみてください。それでもダメなら、最終手段としてPCを再起動すれば消えます。

(出典:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)『偽セキュリティ警告(サポート詐欺)対策』)https://www.ipa.go.jp/security/anshin/measures/fakealert.html

Mac初心者がやることと設定のポイント

デザイン性が高く、iPhoneとの連携も強力なMacBookなどを購入された方は、Windowsとは操作感や設定項目が少し異なります。Mac初心者がまずやるべきは、「Apple ID(iCloud)」の設定と、快適さを左右する「トラックパッド」のカスタマイズです。

Apple IDで連携を強化する

iPhoneを使っているなら、Macの初期設定時に必ず同じApple IDでログインしましょう。これを行うだけで、「iCloud」を通じて写真、メモ、連絡先、カレンダー、さらにはブラウザのブックマークまでが自動的に同期されます。
例えば、出先でiPhoneで撮った写真が、帰宅してMacを開いた瞬間にそこにあり、すぐに編集作業に入ることができるのです。また、「ユニバーサルクリップボード」という機能を使えば、iPhoneでコピーした文章を、Mac上で「貼り付け」することができます。この魔法のような連携こそがMacを使う醍醐味ですので、設定しない手はありません。

トラックパッドを「タップ」で使えるようにする

Macのトラックパッドは非常に優秀で、マウスがいらないほど快適ですが、実は工場出荷時の設定では「タップでクリック」がオフになっていることがあります。つまり、クリックするために毎回トラックパッドを「カチッ」と物理的に押し込む必要があるのです。これでは長時間作業すると指が疲れてしまいます。

そこで、「システム設定」→「トラックパッド」を開き、「タップでクリック」という項目をオンにしてください。これを設定すると、スマホの画面をタップするように、トラックパッドの表面を「トンッ」と軽く触れるだけでクリックできるようになります。これだけで操作の軽快さが劇的に向上し、指への負担も激減します。

Finderの設定を見直す

Windowsのエクスプローラーにあたるのが「Finder(ファインダー)」です。デフォルトでは少し情報量が少ないので、設定を変更して使いやすくします。Finderを開き、メニューバーの「Finder」→「設定」から「詳細」タブを選びます。ここで「すべてのファイル名拡張子を表示」にチェックを入れましょう。ファイル名の末尾に「.jpg」や「.docx」などが表示されるようになり、ファイルの種類が一目で分かるようになります。これはセキュリティ対策としても重要です。

ゲーミングPCを買ったらやることと設定

美しいグラフィックでゲームを楽しむために、高性能なゲーミングPCを購入した場合、ただケーブルを繋ぐだけではその性能をフルに発揮できないことがあります。高性能なエンジンを積んでいても、リミッターがかかっていれば軽自動車と同じ速度しか出ないのと同じです。特に注意したいのが「モニターの設定」「グラフィックボードのドライバ更新」です。

モニターのリフレッシュレート設定

ゲーミングモニターの多くは、1秒間に画面を書き換える回数(リフレッシュレート)が144Hzや240Hzといった高い数値に対応しています。これにより、滑らかで残像のない映像体験が可能になります。
しかし、Windowsの初期設定では、これが一般的な「60Hz」に制限されていることが非常に多いのです。これでは、せっかくの高価なモニターも宝の持ち腐れです。

設定方法は、デスクトップの何もないところを右クリックし、「ディスプレイ設定」→「ディスプレイの詳細設定」を開きます。ここにある「リフレッシュレートの選択」という項目で、モニターが対応している最大値(例えば144Hzなど)に変更してください。マウスカーソルの動き一つとっても、その滑らかさの違いに驚くはずです。

GPUドライバの更新

ゲーミングPCの心臓部であるグラフィックボード(GPU)は、NVIDIA(GeForce)やAMD(Radeon)といったメーカーが製造しています。これらの部品を制御する「ドライバ」というソフトは頻繁に更新されており、最新のゲームへの対応やパフォーマンス向上が行われています。

PCに入っている「GeForce Experience」や「AMD Software」といった専用ソフトを起動し、ドライバの更新を確認してください。これを最新の状態に保つことで、ゲームの動作が安定し、フレームレート(fps)が向上することもあります。

電源プランを高パフォーマンスに

最後に、Windowsの「電源プラン」も確認しましょう。「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「電源オプション」から、「高パフォーマンス」を選択します。これにより、CPUやGPUが省電力のために性能を落とすことを防ぎ、常にフルパワーでゲームを動かせるようになります(ただし電気代は若干上がります)。

PC初心者がやることリスト!ソフトとスキル編

  • PCにおすすめのソフトと必須アプリ
  • PCのいらないソフトとアンインストール推奨
  • PC練習サイトで基本操作をマスターする
  • おすすめのタイピング練習方法とコツ
  • 便利なショートカットキー一覧で効率化

PCにおすすめのソフトと必須アプリ

パソコンを快適に使うために、まずは世界中のユーザーに愛用されている定番のフリーソフトをインストールしましょう。用途にもよりますが、以下のソフトは多くの人にとって「これがないと始まらない」と言える必須級のアプリです。

Google Chrome(ウェブブラウザ)

Windowsには標準で「Microsoft Edge」というブラウザが入っており、最近は性能も非常に良くなっていますが、やはり「Google Chrome」の便利さは圧倒的です。最大の魅力は、スマホ版Chromeとの連携機能です。同じGoogleアカウントでログインすれば、スマホで見ていたサイトの続きをPCで見たり、ブックマークを共有したりすることが瞬時にできます。また、豊富な「拡張機能」を追加することで、自分好みの機能を追加できるカスタマイズ性も魅力です。

Google日本語入力(IME)

文字入力ソフト(IME)も、標準のMicrosoft IMEから「Google日本語入力」に変更することをおすすめします。Googleの膨大な検索データを基にしているため、最新の芸能人の名前や流行語、専門用語なども一発で変換してくれます。また、郵便番号を入力するだけで住所に変換してくれたり、「いま」と打つと現在の時刻が出たりと、入力の手間を省く機能が満載です。

Lhaplusや7-Zip(圧縮・解凍ソフト)

仕事やデータのやり取りでよく使う「Zipファイル」ですが、Windows標準機能では対応していない形式(.rarや.7zなど)があったり、パスワード付きの圧縮ファイルが作りにくかったりします。「Lhaplus(ラプラス)」や「7-Zip」といった専用ソフトを入れておけば、右クリックメニューから簡単に圧縮・解凍ができるようになり、あらゆる形式のファイルに対応できるようになります。

VLC media player(動画再生ソフト)

標準のメディアプレイヤーでは再生できない動画ファイルに出くわすことがあります。そんな時のために「VLC media player」を入れておきましょう。このソフトは「コーデック」と呼ばれる再生プログラムを多数内蔵しており、世の中にあるほとんどの動画・音楽ファイルを再生できる万能プレイヤーです。「再生できないファイル形式です」というエラーに悩まされることがほぼなくなります。

セキュリティソフトはどうする?有料版は必要?
かつてはPCを買ったらウイルス対策ソフト(ノートンやウイルスバスターなど)を入れるのが常識でしたが、Windows 10以降は標準搭載の「Microsoft Defender」が非常に優秀になりました。ウイルス検知率も有料ソフトに引けを取らないレベルに達しており、一般的な家庭での利用(ネットサーフィン、動画視聴、メールなど)であれば、これだけで十分な保護能力があります。
ただし、怪しい海外サイトをよく利用する方や、ネットバンキングを頻繁に利用するため専用の決済保護ブラウザが必要な方などは、より高機能な市販のセキュリティソフトの導入を検討しても良いでしょう。自分の利用スタイルに合わせて選んでください。

PCのいらないソフトとアンインストール推奨

メーカー製のパソコンには、親切心(?)から最初からたくさんのソフトが入っていますが、実はこれらがPCの動作を重くしている原因だったりします。これを「ブロートウェア(肥大化ソフト)」なんて呼んだりします。

例えば、使わない「年賀状作成ソフト」や「お試し版のゲーム」、「期限切れのセキュリティソフト(体験版)」などは削除してしまって構いません。これらはストレージの容量を圧迫するだけでなく、バックグラウンド(裏側)で勝手に起動してメモリやCPUを消費し、パソコン全体の動作を遅くしてしまうからです。

削除しても良いソフトの代表例

具体的にどのようなソフトなら削除しても安全なのでしょうか。判断に迷うことが多いと思いますので、一般的な「削除候補」をリストアップしました。

  • 体験版のセキュリティ対策ソフト:マカフィーやノートンなどがプリインストールされていることが多いですが、試用期間(通常30日〜90日)が過ぎると「更新してください」という警告が頻繁に出るようになります。Windows標準のDefenderを使う場合や、別のソフトを入れる場合は、競合(ソフト同士の喧嘩)を防ぐために必ずアンインストールしてください。
  • メーカー独自のサポートツールやマニュアル類:PCの型番やマニュアルへのリンクが表示されるだけのアプリです。これらはWebサイトでも確認できるため、デスクトップをスッキリさせたいなら削除しても問題ありません。ただし、「○○ Update」といったドライバ更新ツールは残しておきましょう。
  • ゲームの体験版やショートカット:ソリティア以外の、聞いたこともないようなパズルゲームなどが大量に入っていることがあります。プレイしないなら削除しましょう。
  • 使わない年賀状・家計簿ソフト:今はスマホアプリやクラウドサービスで代用できるため、PCで管理する予定がないなら不要です。

絶対に削除してはいけないもの

一方で、アンインストールするとPCが正常に動かなくなる、あるいは音が鳴らなくなるなどの不具合を引き起こす重要なプログラムも存在します。これらは名前が英語で分かりにくいため注意が必要です。

以下の名前が含まれるソフトは触らないでください!
・Microsoft Visual C++
・.NET Framework
・Realtek High Definition Audio Driver
・Intel(R) Graphics…
・NVIDIA… / AMD…
これらは「ドライバ」や「ランタイム」と呼ばれる、PCの基礎を支える部品です。「何これ?英語ばかりで怪しいな」と思っても、アンインストールせずにそのままにしておくのが鉄則です。

PC練習サイトで基本操作をマスターする

設定が落ち着いたら、いよいよ操作の練習です。いきなり仕事の資料を作ろうとしたり、複雑な動画編集を始めたりすると、操作がわからずにストレスが溜まってしまいます。まずは遊び感覚で、マウスやキーボードの「クセ」を指に覚え込ませることから始めましょう。

マウス操作の基本「ドラッグ&ドロップ」

スマホとPCの最大の違いはマウス操作です。特に初心者が苦戦するのが、クリックしながらマウスを動かす「ドラッグ&ドロップ」です。ファイルを移動したり、範囲を選択したりするのに必須のスキルですが、慣れないうちは途中で指が離れてしまったりします。

練習におすすめなのが、子供向けですが「Piyocom(ピヨコム)」のような学習サイトです。クリック、ダブルクリック、ドラッグといった基本操作を、ゲームを通して体系的に学べます。「子供向けなんて…」と侮るなかれ、実は大人にとっても非常に分かりやすく、変なクセがつかずに正しい操作を学べる最高の教材になります。

デスクトップで「ファイル整理」の練習

ウェブサイトだけでなく、実際のデスクトップ画面も最高の練習場です。何もないところで右クリックし、「新規作成」→「フォルダー」を選んでみてください。
できたフォルダーに「練習用」と名前をつけ、その中にさらに「写真」「文書」といったフォルダーを作ってみましょう。そして、適当なファイルをドラッグして移動させたり、コピーしたり、最後にはゴミ箱に入れて削除したり…。

この「作って、動かして、捨てる」という一連の流れを繰り返すことで、PC特有のファイル階層(フォルダの中にフォルダがある構造)が直感的に理解できるようになります。「失敗しても消せばいいや」という気楽な気持ちで、デスクトップを実験場にして触り倒してみることが、上達への一番の近道ですね。

おすすめのタイピング練習方法とコツ

「タッチタイピング(ブラインドタッチ)」ができるようになると、PCの世界が劇的に変わります。キーボードを見ずに画面だけを見て文字を打てるようになると、入力速度が3倍にも4倍にもなるだけでなく、目線の移動がなくなるため、首や肩の疲れが嘘のように軽減されるんです。これは一生モノのスキルになります。

ホームポジションを徹底する

我流でタイピングを覚えてしまう前に、必ず「ホームポジション」を意識してください。キーボードの「F」と「J」のキーには、小さく突起がついているのをご存知ですか?これは「人差し指をここに置いてね」という目印です。
左手の人差し指を「F」、右手の人差し指を「J」に置き、他の指を横に並べる。これが基本姿勢です。どんなに打ちにくくても、打つたびに必ずこの位置に指を戻す。これを意識するだけで、上達のスピードが段違いになります。

ゲーム感覚で上達!「寿司打」

練習に最もおすすめなのが、タイピング練習サイトの王道「寿司打(Sushi-da)」です。回転寿司のお皿が流れてくる前に、表示された単語を入力して食べるというゲームなのですが、これが単純ながらめちゃくちゃ燃えます。

「3000円コース」「5000円コース」といった難易度があり、クリアすると「お得でした!」と表示されるのが快感です。私も最初は全然ダメで、お皿が流れ去っていくのをただ見ているだけでしたが、「悔しい!」と思って毎日10分だけ続けていたら、1ヶ月後には見違えるほど速くなりました。
重要なのは「速さ」よりも「正確さ」です。ミスを減らすことを意識して練習すれば、スピードは後から勝手についてきます。

実用性を高める「e-typing」

寿司打でゲーム感覚に慣れたら、次は「e-typing(イータイピング)」にも挑戦してみましょう。こちらはより実用的な長文や、ビジネス用語などの練習ができます。自分のレベルを「A」や「S」といったランクで判定してくれる機能もあり、成長が数字で見えるのでモチベーション維持に最適です。まずは「Cランク」を目指して頑張ってみましょう!

便利なショートカットキー一覧で効率化

マウスを使わずにキーボードだけで操作する「ショートカットキー」を覚えると、作業効率が爆上がりします。「プログラマーやデザイナーが使うものでしょ?」と思われるかもしれませんが、実は初心者こそ覚えるべき「魔法の呪文」なのです。

全部覚える必要はありません。まずは以下の「基本の7つ」だけを指に覚え込ませてください。これだけで、PC操作のストレスが半分以下になります。

キー操作機能具体的な活用シーン
Ctrl + Cコピーウェブサイトの文章やファイルを選択して複製します。右クリックメニューを出すより断然速いです。
Ctrl + V貼り付けコピーした内容を、Wordや検索窓にペタッと貼ります。「C」と「V」はセットで覚えましょう。
Ctrl + X切り取り文章を「移動」させたい時に使います。コピーとは違い、元の場所からは消えます。
Ctrl + Z元に戻すこれが最強のショートカットです。文章を間違えて消してしまった時も、これを押せば時を戻せます。何度も押せば、数段階前まで戻れます。
Ctrl + A全選択ページ内の全ての文字や、フォルダ内の全ファイルを選択したい時に一発で済みます。
Ctrl + S上書き保存作業中は呼吸をするようにこれを押す癖をつけましょう。フリーズしてデータが消える悲劇を防げます。
Alt + Tabウィンドウ切替開いているアプリを瞬時に切り替えます。マウスでタスクバーをクリックする必要がなくなります。

意外と知らない「Win + Shift + S」

もう一つ、最近のWindowsで特におすすめなのが、「Windowsキー + Shift + S」です。これを押すと画面が少し暗くなり、マウスで囲った部分だけを「スクリーンショット(画面キャプチャ)」して保存できます。
エラーメッセージが出た時にその部分だけを切り取って保存したり、気になったWeb記事の図解をメモ代わりに残したりと、使い道は無限大です。昔のように「PrtScn」キーを押してペイントに貼り付けて…なんて面倒な作業はもう必要ありません。

PC初心者がやることを完了して活用しよう

ここまで、PCを買ったらやることについて、初期設定から便利な活用法、そして脱初心者のためのスキル習得まで、かなり詳しくご紹介してきました。長丁場でしたが、最後までお読みいただきありがとうございます!

最初は「難しそうだな」「壊しちゃいそうだな」と感じていた不安も、こうして一つ一つの手順を整理してみると、「意外と自分でもできそう!」と思えてきたのではないでしょうか。
大切なのは、最初に100点満点を目指さないことです。まずは安全な環境(アップデートやアカウント設定)を整えて、あとは自分の使いやすいように、毎日少しずつカスタマイズしていくことが、PCと仲良くなる一番の秘訣です。

PCはあなたの可能性を広げる最高のパートナー

パソコンは、単なる情報の箱ではありません。あなたの趣味を深めたり、仕事を効率化したり、あるいは新しいスキルを学んで人生を変えたりするための、強力なパートナーです。
YouTubeで動画編集に挑戦するのもよし、ブログで自分の考えを発信するのもよし、あるいはプログラミングを学んでアプリを作るのもよし。PCが一台あるだけで、できることは無限に広がります。

今日行った初期設定は、その第一歩です。ぜひ、恐れずに色々な機能を触って、失敗を恐れずにチャレンジして、あなただけのPCライフを思い切り楽しんでくださいね。この記事が、そのスタートラインに立つ皆さんのお役に立てれば、これ以上嬉しいことはありません。応援しています!

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